POPとはPoint of Productionの略で「生産時点情報システム」と訳される。
そもそもは小売店でのPOSレジからヒントを得て日本で構築されたもので、現場における情報とモノの一致(ズレ・ラグをなくす)ことを目的として導入が進んだ。
具体的には、作業者が各工程終了時にバーコード等の入力装置で作業報告を行い、リアルタイムに進捗状態を管理し、状態表示や分析させるシステムである。このシステムにより計画の消化率や余裕状態も管理でき、管理者は先行・遅延の工程のバランスを再編成できる。
|
作業の進捗管理を徹底することは難しく、特に個別生産においては品種が多く複雑なので成り行きになりやすい。
管理を難しくしている要因としては
・作業者が事務作業を得意としていない。
・製造作業が忙しくて実績報告作業が後回しになりがち。
・各工程後の報告が原則なのだが面倒なので、一日分をまとめて書いて内容の精度が落ちる。
・作業者に不利な情報報告のためらい。
などが上げられる。
そのため
・リアルタイムでの進捗が見れない。
・報告が一日の最後になりがちなので分析が翌日になってしまい対処が遅れる。
といった不都合が生じてしまう。
それで報告の手間がかからず、リアルタイムに進捗が確認できるPOP生産進捗管理システムが必要とされるのである。 |